
傘の手入れについて
傘は雨の日のパートナーで手入れやケアも大切です。
雨には多くの不純物が含まれていて傘の変色につながります。傘の使用後はホースやペットボトル、または風呂場のシャワーで水掛けをして雨を洗い流しましょう。
傘の水切りは、周囲に人がいない所で斜め下方向に傘の先を向けて静かに開けたり閉じたりします。
傘は開くと閉じる動きを予測して設計されています。傘をトントン地面に打ち付けたり、傘全体を大きく振り回して水切りすると、ハンドルやシャフトに負荷がかかり傘のバランスが崩れて傘の天頂から雨水がつたわり落ちることになったり、傘の骨の損傷につながります。
水切り後は金属部を乾いたタオルで拭いて、開いて陰干しします。この際、傘の頂部にある「上ろくろ」の部分を下にしないことです。
下にすると漏斗(ジョウゴ)の形になって水がたまり錆びの原因になります。傘生地の表面は蓮の葉のようにとても細かい突起があってこれで水を弾く構造になっています。
このため、なるべく手垢や汚れをつけないと撥水作用が長持ちします。雨が続く日々に乾く間もなく同じ傘を使い続けるより、数本をローテーションさせる使用方法にすると傘の寿命は長くなります。
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